雪の下の炎

パルテン・ギャツォ 檜垣嗣子訳

 

中国が31年間投獄したチベット僧の壮絶な記録。

 

 

パルデン・ギャツォ:

1933年生まれ。1992年に中国占領下のチベットから脱出した後、インド北部ダラムサラに住み、アムネスティ・インターナショナルや各種チベット支持団体の招きで欧米各国を訪問している。1995年には、ジュネーヴの国連人権委員会で証言をおこなった。

 

¥2,500

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ZENOBIA ゼノビア

モーテン・デュアー文 ラース・ホーネマン絵 荒木美弥子訳

シリア内戦下に生きる少女の物語。

小さな村の少女アミナのもとにもシリア内戦の影は刻々と近づきつつあった。戦火を逃れるためアミナはボートで国を脱出しようと試みるが、荒波に襲われ船は転覆してしまう。

 

暗く深い海の中、アミナは村での出来事を思い出すーお母さんとかくれんぼで遊んだこと、ドルマというぶどうの葉っぱでつくる料理を一緒に作ったこと。おじさんと船に乗り込むまでの旅路。そしてシリアの女王ゼノビアのこと。強い意思をもつゼノビアは当時の帝国ローマにも屈しなかった。アミナがくじけそうになった時、お母さんは よく「ゼノビア」のように強くなりなさい」と元気付けてくれたのだ。。。

 

子どもの目線で描かれた不条理な現実。 繊細なイラストと言葉で紡がれたこの本のメッセージは、国境を超え、あらゆる世代の心に 戦争の意味を投げかけています。

ー本書紹介より

 

¥2,300

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オウムと死刑

  • オウム13名死刑執行を機にオウムとは何だったのか、死刑とは何か、そしてこの時代を問いかける。森達也、伊東乾、宮内勝典、星野智幸、青木理、片山杜秀、大石圭など。

¥1,550

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虐殺のスイッチ

一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか

森達也著 出版芸術ライブラリー

なぜ量殺戮が起こるのか? 指導者への忖度、集団の暴走、そして虐殺へ……。豊富な取材経験を元に、森達也が虐殺のスイッチを探る。

¥1,600

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東大全共闘 フォトドキュメント

渡辺眸 写真 角川ソフィア文庫

 

 今年は50周年なんだそうです。東大闘争バリケードの内部の解放空間を撮った記録写真です。私の好きなのは、丸い壁に白いカーテンがはためく窓。床には剥がしたレンガや石。それを見ると、ジョン・レノンの「Imagine」の動画で、ヨーコが白い鎧戸の窓をあけていくシーンを思い出します。あの壁も丸かった。渡辺眸さんの仕事はいつもほんとに、スゴい。

¥1,360

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国のために死ぬのはすばらしい?

ダニー・ネフタセイ著

 軍事力で国を守り、戦争から抜けられない、イスラエルという国。その成り立ちや教育、社会をみていくと一見平和に見える日本の姿とも重なってくる気がします。メディアが流す情報だけを信じ、目の前の日常だけにフォーカスしていると、気づいた時には70数年前の日本のようになっているかも知れません。平和って何だろう?とひとりひとりが考える事が未来を作るのだと思います。イスラエルで生まれ、家具職人として秩父の山に暮らす著者が語る言葉にこころが揺れました。

 

¥1,500

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となりのイスラム

内藤正典著 

 世界の3人に1人がモスリムという時代、イスラム教徒がどういう信仰をもっているかが良く分かるいい本です。近代以降の西洋社会が神から離れることで自由をえたのとは逆に、イスラムは、神とともにあることで自由をうるそうです。神の領分がきちっとあるので、安心して生活できる、、、ストレスも少ない、、それはいいですよね? 今の中東情勢も歴史的背景もふまえてきちんと説明があり、多文化共生の道は遠いけど、世界を理解しようという本はすでにでています!!

¥1,600

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本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

前泊 博盛 編著  明田川 融 著  石山 永一郎 著  矢部 宏治 著 創元社

「戦後日本」最大の闇に迫る!

 

なぜ米軍は自国ではできない危険なオスプレイの訓練を日本では行なうことができるのか? なぜ日米地位協定は日本国憲法の上位法として扱われているのか? 基地問題だけでなく原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!(創元社紹介文より)

¥1,500

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日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか

矢部宏治著 集英社インターナショナル

日本の戦後史に隠された「最大の秘密」とは何か?

その謎を解き、進むべき未来を提示する。 

 

なぜ、日本の首相は絶対に公約を守れないのか?

なぜ、人類史上最悪の原発事故を起こした日本が、いままた再稼働に踏みきろうとしているのか?

なぜイラクから戦後8年で撤退した米軍が、2014年の今、沖縄で新たな基地を建設し始めているのか?

不思議なことばかり起こる現在の日本。しかし、あきらめてはいけません。

過去の歴史、なかでも敗戦から独立までの6年半の占領期を見直せば、そうした矛盾を生みだす原因が、あっけないほど簡単に理解できるのです。秘密を解くカギは、「昭和天皇」「日本国憲法」「国連憲章」の3つ。さあ、あなたもこの本と一緒に「戦後70年の謎」を解くための旅に出て、日本人の手に輝ける未来をとりもどしましょう。 

 

大ヒットシリーズ「〈戦後再発見〉双書」の企画&編集総責任者が放つ、「戦後日本」の真実の歴史。公文書によって次々と明らかになる、驚くべき日本の歪んだ現状。精緻な構造分析によって、その原因を探り、解決策を明らかにする!(集英社紹介文より)

 

¥1,200

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日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか

矢部宏治著 集英社インターナショナル

 

この本には、日本国民のみなさんが知ったら、卒倒しかねないことがたくさん書かれています。しかし、それらはすべて、公文書にもとづく疑いようのない事実なのです。

なかでも驚かされるのは、1950年6月の朝鮮戦争・勃発以来、アメリカの周到な計画のもとでむすばれた数々の条約や協定が、わたしたち日本人の知らないあいだに、次のような恐るべき密約を成立させていたという事実です。

戦争の脅威が生じたと米軍司令部が判断したときは、

すべての日本の軍隊は、アメリカ政府によって任命された

最高司令官の指揮のもとに置かれる。

これが本書のテーマである「指揮権密約」という、アメリカがもつ巨大な法的権利の正体であり、日本が負う巨大な法的義務の正体なのです。

(集英社紹介文より)

¥1,200

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日本会議の研究

菅野完 著 扶桑社新書

 

安倍政権の背後にいるとされる保守系団体、「日本会議」の真実

 

安倍政権における閣僚のほとんどが所属している「日本会議」。「日本会議」は誰のために何をなそうとしているのか? 日本改憲勢力の真実の姿とは?

¥800

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知ってはいけない 隠された日本支配の構造

矢部宏治著 講談社現代新書

 

 

私たちの未来を脅かす「9つの掟」の正体、

最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」とは?

 

なぜ日本は米国の意向を「拒否」することができないのか?

 

じつは、私たちが暮らす「戦後日本」という国には、

国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない

「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めています。

 

3つの「裏マニュアル」ともいうべき

最高裁の「部外秘資料」、検察の「実務資料」、

外務省の「日米地位協定の考え方」を参照しながら、

日米合同委員会の実態と対米従属の根幹に迫り、

日本における「真の権力構造」を徹底解明します。
(講談社紹介文より)

¥840

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経済的徴兵制をぶっ潰せ!  戦争と学生

雨宮処凛、入江公康、栗原康、白井聡、高橋若木、布施祐仁、マニュエル・ヤン 著 岩波ブックレット

とんでもなく高い学費.ヤミ金まがいの奨学金.稼ごうと思えばブラックバイト.勉強しようにも就活に追われ,教員の側の雇用も不安定.いま,大学・大学生が直面させられている切実な問題は,すべて連動している.その先に確実に待ち受けるのは,教育の崩壊と戦争ができる国だ.気鋭の論者たちが危機に際して発した,熱い抵抗の声.

 

¥660

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  • お届け日数:3〜4日1

「テロに屈するな!」に屈するな

「テロ対策」の名の下に政府批判が封じられ,安保政策の改定が進められる日本の現状を鋭く問う
森達也 著 岩波ブックレット

「イスラム国」による日本人殺害事件を契機に「テロに屈するな」の声が広がった.対応をめぐる政府への批判は「テロリストに協力するのか」との声で封じられ,政治やメディアに思考停止が蔓延した.この状勢を背景に安保政策の改定が進められている.気鋭の作家が日本の現状に警鐘を鳴らし,テロにどう向き合うかを根源から問う.

 

¥620

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SEALDs 民主主義ってこれだ!

SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動) 編著 大月書店

 

暴走する政治にNOを突きつけた若者たちの行動は世代を越え、この国の民主主義を再起動した。

歴史を動かしたムーブメントの渦中でメンバー自身が撮影、編集からデザインまでを手がけ一人ひとりの素顔と肉声を記録した初のビジュアルドキュメント。

¥1,500

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民主主義ってなんだ?

高橋 源一郎 著、SEALDs 著 河出書房新社

集団的自衛権の行使容認、安保関連法案の強行採決……安倍政権の暴走に対して若者が立ち上がった。この国の未来を諦めないために。自由と民主主義を実現するための新たなマニフェスト。

¥1,200

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日本×香港×台湾 若者はあきらめない

SEALDs  磯部涼(構成)

 

SEALDs(日本)、雨傘運動(香港)、ひまわり学生運動(台湾)

--国境を越えた「学生運動」の連帯は可能か?

東アジア学生対話集。

¥1,200

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僕らの社会主義

國分功一郎、山崎 亮 著 ちくま新書

社会が危機に瀕した時代にはいつも、大きな原則「グランド・セオリー」が必要とされてきた。ならば今こそ、それが語られるべきなのではないか?二一世紀現代にも似た一九世紀イギリスでは、数々の社会改革運動が起こった。当時の社会運動家たちが思い描いたのは、有産階級以外の人々も美的に豊かな生活を送れる社会だ。そこにあったのはマルクス主義一辺倒になる前の「あったかもしれない社会主義」だ。「豊かな生活」とは何を意味していたのか。自らがアクティヴィストでもある気鋭の若手論客二人が語り合い、今の自分たちが描くことのできるグランド・デザインを提言する。(筑摩書房紹介文より)

¥800

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未来派左翼 上

グローバル民主主義の可能性をさぐる

アントニオ・ネグリ著、 ラフ・バルボラ・シェルジ編、  廣瀬純・訳 NHKブックス

左翼に延命の途はあるのか? 左翼政権を支えた社民的思考が時代遅れになる一方で、シアトルやジェノバの抗議デモなど、グローバル資本に対抗する新しいうねりが生じている。壁崩壊からイラク戦争まで、左翼の危機を象徴する出来事を分析し、現状に即応したクリエイティブな抵抗のあり方を力強く打ち出す。

¥920

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未来派左翼 下

アントニオ・ネグリ著、 ラフ・バルボラ・シェルジ編、  廣瀬純・訳 NHKブックス


ヨーロッパを代表する知性が見出した「未来への希望」とは?

 

イラク戦争、市場経済化路線を突き進む中国、ラテンアメリカにおける左派政権の誕生、ワーキングプアの登場……ベルリンの壁が崩壊した1989年以降、全世界が〈帝国〉化へ向かうなかで起きたさまざまな出来事を鋭く分析。「みんなでひとつになること」の実践に、危機の時代の処方箋を見出す待望の新刊。

¥920

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